記念日を彩る非日常体験!帝国ホテル 東京「インペリアルバイキング サール」で味わう至福の美食空間


↑全体的に写真がうまくなさすぎたので貼られていたポスターをパシャ

人生には、何度か訪れる「特別な日」。そんな大切な記念日には、日常を忘れさせてくれるような、心に残る体験をしたいものですよね。先日、私自身の記念日に、パートナーと二人で帝国ホテル 東京の「インペリアルバイキング サール」を訪れる機会がありました。今回は、その素晴らしい体験を皆さんと共有したいと思います。

ホテルに足を踏み入れた瞬間から始まる「帝国ホテルクオリティ」

今回の予約は、先方のスタッフの方にご手配いただきました。ホテルに到着し、エントランスをくぐった瞬間から、もうその空間の美しさに心躍ります。まだレストランには辿り着いていないのに、すでに「楽しい!」という気持ちが込み上げてくる。これこそが、帝国ホテルが誇るホスピタリティの真骨頂だと感じました。

この日は、たまたま17階にある「AWA」というお店で特別なイベントが開催されていたようで、ホテル全体が普段よりも賑わっていました。予約時間まで少し余裕があったので、せっかくだからと1階に常設されているホテルショップ「ガルガンチュワ」でウィンドウショッピングを楽しむことに。

「ガルガンチュワ」には、帝国ホテルならではの洗練されたお菓子やパン、デリなどがずらりと並び、見ているだけでも幸せな気分になります。もし要冷蔵のお土産を買ったとしても、レストランに持ち込んで預かってもらえるのは、さすがホテルならではのサービス。こういった細やかな心遣いが、滞在中のストレスを一切感じさせない秘訣なのでしょう。

「インペリアルバイキング サール」の魅力とは?圧巻の80種類超!

さて、今回訪れた「インペリアルバイキング サール」は、日本で初めて「バイキング」というスタイルを導入した、歴史あるレストランです。

その最大の魅力は、なんといっても料理の種類数の多さ。今回数えきれたわけではありませんが、体感的には80種類以上の料理が並んでいたのではないでしょうか。和洋中の多彩な料理が並び、どれから手をつけていいか迷ってしまうほどです。

特に注目すべきは、近年、大阪の帝国ホテル「ジャスミンガーデン」のシェフが加わったことで、北京ダックや小籠包といった本格的な中華メニューが増えた点です。これは中華好きにはたまらないニュースでしょう。

もちろん、サールの伝統として愛され続けているメニューは健在です。帝国ホテル伝統のポテトサラダ、目の前で切り分けられるローストビーフ、じっくり煮込まれた煮込み料理、そして食後のチェリージュビリーなどは、変わらず多くのファンを魅了し続けていました。

以前訪れた際にあった小鍋料理は、今回は見つけられませんでした。季節や時期によってメニュー構成は変わるのかもしれません。それでも、これだけの種類の料理が並べば、何度訪れても飽きることはありません。

↑抜群の料理たち。プロの写真はやっぱり違う!そしてこれがそのまま出てくる圧巻の質!

いざ、美食のフロアへ!窓際席で日比谷公園を望む

ガルガンチュワでのウィンドウショッピングを終え、時間になったのでエレベーターで17階へ移動します。このエレベーターも、通常のロビーのエレベーターとは異なり、メインエントランス(レセプション)から少し奥まった場所にあります。

そして、エレベーターの中には、何気なく飾られた一輪のバラの生花が。こうした細部へのこだわりこそが、「これぞ帝国ホテルクオリティ」だと改めて感じさせられます。お客様への心からのおもてなしが、空間の隅々まで行き届いている証拠でしょう。

17階に着くと、「嘉門」側と「サール」「アクア」側の二手に分かれます。今回はもちろん「サール」「アクア」側へ。エントランスでは、スタッフの方が笑顔で出迎えてくれます。

最近は、新型コロナウイルスの影響もあってか、クロークサービスは休止中でした。荷物はそのまま持ち込みでOK。手荷物が少ない日であれば問題ありませんが、もし荷物が多い場合は、事前に確認しておくと安心かもしれませんね。

スタッフの方に予約している旨を伝え、いよいよ席へと案内されます。そして今回、案内されたのはなんと!日比谷公園を一望できる窓際の席でした。これには二人で思わず顔を見合わせて喜びました。

窓際からの日比谷公園の眺望

↑日比谷公園を一望できる窓際席は、開放感抜群!なんですけど、写真を撮り忘れた。

残念ながら、この素晴らしい景色と席の写真を撮り忘れてしまいました。こういうところで、まだ記念日などの特別な場所での写真撮影に慣れていないのがバレてしまいますね。でも、その分、しっかりと目に焼き付けることができたので良しとしましょう!

「すべて食べようとしない」が鉄則!スタッフからの賢いアドバイス

席に着くと、担当のスタッフの方が丁寧に料理の構成や、どう回るのが良いかを教えてくださいました。

  • 料理のジャンル:冷菜、温菜、中華、スープ、デザート・アイス、ローストビーフ、カレーライスなど、多岐にわたるジャンルが提供されていること。
  • 回る順番:一般的には冷菜から温菜、そしてメインといった順がおすすめであること。
  • 食べ方のコツ:種類数が非常に多いので、「それぞれちょっとずつがおすすめ」、そして「全部食べようとせず、好きなものを選んでいく」のが賢い食べ方であること。

このようなアドバイスをいただけたのは、本当にありがたかったです。つい「せっかくだから全部食べたい!」と思ってしまいがちですが、これだけの種類を無理して食べようとすると、一つ一つの料理をじっくり味わえなかったり、結局お腹がいっぱいになって本当に食べたかったものまでたどり着けなかったりすることがあります。

こういう時は、変に見栄を張って知ったかぶりをせず、素直にアドバイスを求めることで、最高の体験を教えてもらえる気がします。肩ひじ張らずに、リラックスして過ごす方が、この「インペリアルバイキング サール」での時間をより一層楽しむことができるでしょう。まさに、「一流の場所では、一流のサービスを素直に享受する」ことが大切だと感じました。

いざ、美食の祭典へ!乾杯から冷菜、そして伝統の一品まで

スタッフの方の説明を受け、いよいよ美食の祭典の始まりです。まずは、ノンアルコールシャンパンで乾杯!お酒が飲めない人でも、ちゃんと雰囲気を出せるようなラインナップが揃っているのは、細やかな配慮が感じられますね。

アドバイスに従って、まずは冷菜コーナーから。テリーヌなども魅力的でしたが、今回は冷製スープなどを中心に選びました。正直に言うと、一つ一つの料理の名前を覚えていられないほど種類が多く、その場の雰囲気に飲まれてしまいましたが、どれもが丁寧に作られていることが伝わる美味しさでした。

しなびたお肉にしかみえないけど、真ん中の大根がとても好き、、、

しかし、一つだけ確実に覚えている、そして「絶対食べるべき!」と断言できる冷菜があります。それが、帝国ホテル伝統のポテトサラダです。シンプルながらも、じゃがいもの甘みとマヨネーズのコクが絶妙に調和しており、何皿でもいけてしまいそうなほど。これを食べずしてサールは語れません。

目玉の一つ、伝統のローストビーフ

サールの代名詞ともいえるのが、目の前でシェフが切り分けてくれる伝統のローストビーフです。ジューシーで柔らかく、噛むほどに肉の旨みが口いっぱいに広がります。


↑絶妙な火加減のローストビーフ、何枚でもいけちゃう!

写真が下手で申し訳ないのですが、その美味しさは保証します。これは何度でもおかわりしたくなる逸品です。

競争率高し!できたて熱々の中華メニュー

そして、近年加わった中華メニューの中でも、特に注目すべきは北京ダック小籠包です。特に小籠包は、できたて熱々を提供してくれるため、その美味しさは格別。

小籠包ができあがるタイミングで、「カーン!」と軽快な銅鑼の音が鳴り響きます。これを合図に、多くのお客さんが小籠包の列に並び始めるので、すぐにいかないとあっという間になくなってしまうほど。まさに「競争率高め」の人気メニューです。

他にも、安定して食べられる美味しさなのがふかひれスープそば。優しい味わいのスープに、ふかひれが贅沢に添えられており、中華の締めにもぴったりです。

別腹スイーツの誘惑!圧巻のラインナップと「チェリージュビリー」の魔法

お腹がいっぱいになっても、なぜか食べられてしまうのがスイーツの不思議。サールのスイーツコーナーは、まさに「夢の国」です。ケーキバイキングなどとは比べ物にならないくらい種類が多く、その全てが美しく、そして一つ一つが丁寧に作られています。

↑個人的にNo1のスイーツ「チェリージュビリー」

先ほど中華の話でも触れましたが、これまではあまり見かけなかった「あんこ」を使ったスイーツが出ていたのも、新しい発見でした。和と洋の融合が楽しめるのも、サールの魅力の一つになってきているのかもしれません。

そして、最後の締めにはやはりアイス。アイスの種類も豊富で、「紹興酒」や「ロイヤルミルクティー」など、他ではあまり見かけないようなフレーバーが多数用意されています。

しかし、絶対に外せない、いや、「絶対に食べるべき!」と声を大にして言いたいのが、「バニラアイス×チェリージュビリー」です。普通にバニラアイスをもらった後、横に置かれているチェリージュビリーのソースを自分でかけるスタイル。

このチェリージュビリーとは、サクランボを砂糖とレモン汁で煮詰め、お酒でフランベ(炎で焼く)した温かいソースを、冷たいバニラアイスにかけるデザートのこと。温かいソースと冷たいアイスのコントラスト、そして甘酸っぱいサクランボの風味が絶妙にマッチして、まさに「最高」としか言いようがありません。これは、サールを訪れたら必ず体験してほしい、「絶品」の一皿です。

まとめ:帝国ホテルは「食」と「体験」の宝庫!

自分自身の記念日に訪れた帝国ホテル「インペリアルバイキング サール」。ホテルに足を踏み入れた瞬間から、食事の終わりまで、一貫して「特別な体験」を提供してくれる場所だと改めて実感しました。

種類の多さだけでなく、一つ一つの料理のクオリティの高さ、そしてスタッフの方々の細やかな気配り。特に、料理の回遊方法や、無理なく楽しむためのアドバイスをいただけたことは、最高の時間を過ごす上で非常に役立ちました。

「インペリアルバイキング サール」は、単なるビュッフェレストランではありません。「食」を通じて「体験」を提供する、まさにホテル全体の「おもてなし」を凝縮した場所です。

大切な人との記念日や、自分へのご褒美、家族や友人との特別な食事に、ぜひ帝国ホテル「インペリアルバイキング サール」を選んでみてください。きっと、記憶に残る素晴らしい一日となるはずです。


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